このブログは住宅客の目線で書かれています。
しかも今回は主婦(勿論、女性)です。

女性・既婚・子供なし・身長163cm・体重47kg(鉛筆みたいな子です)
性格はちょっときつめです。ブログの内容が辛辣かもしれませんが
これも一般客の意見なので、敢えて修正せずそのまま掲載しました。
何卒、ご了承下さい。<m(__)m>
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■■工務店さんの年間受注棟数が重要?■■

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「棟数が重要?」は建物合理化がテーマです。

前回のローコスト住宅の話の続きです。
建物合理化 には工期短縮しか無いってお話しました。

そこで問題が発生します。
工期3ヶ月で造っていて年間4棟の工務店さんがいたとします。
この工務店さんが工期3ヶ月から1ヶ月に工期短縮出来ても
1ヶ月で住宅を造って、2ヶ月遊んでいては意味がありません。
結局年間4棟です。コストダウンになりません。
工期短縮して年間棟数も多くならないと建物合理化になりません。
年間棟数が増えると資材の仕入れ単価も違ってきます。

以前にこんな話がありました。
東北の不動産屋さんが住宅建築を始めました。
初めての挑戦です。資材の仕入れ単価の初めての取引ですから
定価の60%からスタートでした。

スタートしていきなり8棟の受注が取れたんです。
そうしたら資材メーカーがいきなり60%から45%に変更してきたそうです。
沢山発注してくれるところは大切なんですね。O(^o^)o
他社資材メーカーに取られないうちに価格を下げてきたようです。
素早いですね(☆o☆)キラキラ

ローコスト住宅をうたっている会社は棟数もチェックして下さい。
建物合理化に取り組んでいるのに年間5棟では
建物合理化の成果は出ていません。
最低でも10棟以上の受注が有ってこそ建物合理化 の成果が出ています。

工期が短縮する事によって、年間棟数も増える。
職人さんの手取りも増えて、工務店さんの利益も確保出来る。
工務店さんの利益が確保出来るからメンテナンスもしっかり出来る。
メンテナンスをしっかりする工務店さんは評判がいいから紹介受注も貰える。
年間棟数が増えれば資材の仕入れ単価も下がる。

いい事ばかりですo(^o^)o

工期短縮だからといって手を抜いてるって思わない事も重要です。
丁寧に仕事をすれば時間がかかるのはしょうがないって考えますよね。
手抜き工事をすれば最終的には職人さんの所に責任が及びます。
工期短縮=手抜きではなくて、
現場のロス・無駄を省いたものが工期短縮です。
ゆっくり=丁寧ではなくて、
これは工務店さんもお客さんもお金を捨てている事なのです。

米国の建物は日本の半額だそうです。
つまり日本の建物は米国の2倍するって事です。
工期短縮。この考え方が日本と米国の建物価格のが
2倍の差になっていると思います。
全ては現場での無駄・ロスが原因だそうです。

つまり工務店さんも職人さんも得をしていないそうです。
工務店さんも職人さんも建主さんも、
誰も得をして無いっておかしくありませんか?

貴女はいつまで2倍の建物を我慢しますか?
米国の2倍の建物で満足しますか?

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