■■ブログ「棟数が重要?」補足004■■

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「棟数が重要?」補足004は販売代行がテーマです。

ブログ「棟数が重要?」
工務店さん・不動産会社さん・リフォーム会社さんにとって
建物合理化は重要ですと言うお話でした。

工務店さん・リフォーム屋さん・不動産の商品化屋さんと
タッグを組もうと言うお話でした。

今回も具体例をお話します。

提携先の不動産屋さんからの依頼がありました。
定期借地権で4区画販売したいとの事でした。
地主さんはリフォーム屋さんで工事もされるとの事でした。
建物合理化 は地主でもあるリフォーム屋さんが取り組みました。
販売に関しては不動産屋さんとの協力で行う事になりました。

開始から1.5ヶ月が過ぎました。リフォーム屋さんは
建物合理化を達成され建物原価18万円で出来るようになりました。

そしてイベント開始です。当日は122組の来場がありました。
朝6時に不動産屋さんにこられたお客さんがいたそうです。
新聞折込のチラシを握り絞めて来たそうです。
4区画は即日完売し、100組以上の見込み客リストが手に入りました。

このケースは定期借地権と言う不動産の商品化と建物合理化による
成果だと思います。
3,000万円以上がこの地域の相場でしたが
定期借地権と言う事もあって980万円の住まい(土地は保証金300万円)
が出来上がりました。

次のケースは工務店さんからの依頼でした。

知り合いの不動産屋さんの在庫の土地の販売です。
1ヶ月で在庫不動産の50区画を売って欲しいとの事です。
かなり郊外の物件です。
価格は安いのですが携帯の電波も届かないような所で・・・・
流石に1ヶ月で50棟の受注は無理と申し上げましたが
どうしてもと言われるので引き受けました。

建物は工務店、販売は不動産屋さんがそれぞれ担当する事になりました。
弊社は販売のお手伝いです。
この工務店さんは以前から建物合理化はかなり進んでいました。

弊社と提携をする前に建物合理化は達成しておられました。
販売価格坪単価19万円の家を実際に販売しておられました。
信じられますか?原価ではなく販売価格19万円/坪です。

土地に関しては商品化の為に弄ります。
売れる為のコストダウン です。
実際はここも建物合理化同様にとっても大切な作業です。
特に在庫不動産は賞味期限が切れています。
切れているから在庫なんですね。

作業開始から1ヶ月が経ちました。建物も土地も準備OKです。
イベントの開始です。
1ヶ月間の販売計画ですから、毎週末販売イベントです。
私も1ヶ月間、現地に宿泊しました。

実際は1ヶ月で50棟の完売は出来ませんでした。
1ヶ月間の販売棟数は36棟でしたが200組を超える見込み客リストは
入手出来ました。50区画完売までには3ヶ月かかってしまいましたが
どうにか完売いたしました。

このケースは郊外の低価格の土地に
建物合理化のローコスト住宅の組み合わせにより
880万円で土地+建物が取得出来る不動産の商品化が実現出来ました。
不動産屋さんは在庫不動産の処分 が出来、工務店さんは50棟の受注を
得る事が出来ました。

このように工務店さん・リフォーム屋さん・不動産屋さんが
手を結べば色んな可能性が出て来ます。

ブログ「棟数が重要?」
こんな思いを込めて書きました。是非、読んで下さいね。

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