このブログは住宅客の目線で書かれています。
しかも今回は主婦(勿論、女性)です。
女性・既婚・子供なし・身長163cm・体重47kg(鉛筆みたいな子です)
性格はちょっときつめです。ブログの内容が辛辣かもしれませんが
これも一般客の意見なので、敢えて修正せずそのまま掲載しました。
何卒、ご了承下さい。<m(__)m>
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■■坪単価表示には気をつけて?■■
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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「坪単価表示には気をつけて?」は建物合理化がテーマです。
坪単価表示ってご存知ですか?
坪30万円とか坪40万円って言い方をします。
例えば面積30坪の家があるとします。
坪単価30万円なら30坪×坪単価30万円=900万円になります。
スーパーで売っている100g当たり88円の惣菜と同じです。
88円が安ければ100gは100gなので何も問題がありませんが
住宅では100g、すなわち面積30坪に問題があります。
例えば8畳の部屋があるとします。この部屋の面積は一般的には
尺モジュールで3.64m×3.64m=13.25㎡となります。4.00坪です。
メーターモジュールと言う考え方が出てきました。
4.00m×4.00m=16.00㎡となります。4.84坪です。少し広めの8畳です。
4.84坪÷4.00坪=1.21倍の広さです。
部屋が広くなります。トイレや廊下や階段も広くなります。
いいですね。O(^o^)o
問題はここからです。
坪単価の話に戻ります。
一般的なA工務店さんは坪単価35~40万円前後です。
そこに坪単価29万円のB工務店さんが登場しました。
2割以上も安い工務店さんの登場です。
A工務店:面積30坪×35万円=1,050万円
B工務店:面積30坪×29万円=870万円・・・・180万円も違います。\(゜o゜;)/
ところがB工務店さんはメーターモジュールを採用しております。
尺モジュールの家より面積が1.21倍広くなります。
つまり面積30坪の家は36.3坪になります。
この面積36.3坪×29万円=1,053万円になります。
一般のA工務店さんは面積30坪×仮に35万円とすると=1,050万円です。
確かに広い部屋や廊下にはなりますが面積が増えて総額が高くなります。
坪単価29万円と坪単価35万円の差があまり感じなくなってしまいました。
つまり坪単価表示の裏側にメーターモジュールがあるのです。
数字のトリックです。
これは建物合理化によるローコスト住宅 ではありません。
広くなるのは部屋や廊下や階段と言った水周りの様な価格の
高い部分ではないのです。
実際は設備工事やキッチン等の設備が坪単価を押し上げますが
部屋の面積はそれ程ではありません。
広くなるから高くなる!・・・・本当は間違いです。
坪単価29万円だけ見ると安く感じますが総額で考えるべきでしょう。
坪単価表示に騙される事無く部屋を1坪広くする価格と
1坪のお風呂を2階にも作るのでは同じ1坪でも価格は違います。
工務店さんの坪単価表示にはご注意下さい。
表面だけのローコスト住宅にはご注意下さい。\(^o^)/
今回はここまでです。
次回は「永遠に大丈夫? 」です。
お楽しみに(^-^)v