■■年収300万円以下って?■■ブログ「顧客って?②」補足001

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HRエイチアール宮崎です。
「顧客って?②」補足の1回目です。

今回のテーマは「年収300万円以下って?」です。
「顧客って?②」 では年収500万円の方でも総額3,000万円のマイホームを
取得するのはかなり無理をしなければならない事が分りました。
現実は無理をして購入されています。

ですから住宅ローンの為の人生か、ローン破綻者になっています。
悲しい現実です。この現実に手を貸しているのが我々の建設関係者です。
真摯に受け止める必要があると思います。

で、今回は年収300万円以下の方を考えて見たいと思います。
300万円以下ですから200万円や250万円の方も含まれます。
一般的には年収300万円以下の方々は見込み客として見られていません。
本人達も住宅は無理だと考えておられます。

何故、工務店さんは見込み客ではないと判断したのでしょうか?
何故、年収300万円以下の方々は無理だと判断したのでしょうか?

年収300万円の5倍のローンを組んだとして総予算1,500万円です。
諸費用を仮に200万円として土地と建物で1,300万円です。
土地は地域によって違いますが仮に半々とすると土地650万円に
建物650万円になります。
この時点で工務店さんは諦めてしまいます。
650万円の家なんて作れないって^^;

土地が300万円ならどうでしょうか?
建物に1,000万円です。これなら工務店さんも触手を伸ばすかも?^^;
問題が土地の300万円です。
60坪で300万円に収めるには坪5万円の土地?
かなり郊外で住むには問題がありそうなエリアになってしまいます。^^;

やっぱり年収300万円以下の方は見込み客ではないって感じになります。
販売する側が諦めるのですから、
その方々向けの商品が世の中に出てきません。

土地建物で2,500万円~3,000万円の商品が連なります。
年収300万円の方々にとって8~10倍のローンを組む事になってしまします。
ローンが通りません。当然です。
結局、住宅は高嶺の花になってしまいます。

いつしか「諦め客」と呼ばれてしまいます。
(呼んでるのは弊社だけかも^^;)
もう皆さんはお気付きだと思います。

このブログの読者ならお分かりだと思います。^^
土地が60坪でなく30坪なら?
建物合理化(ローコスト住宅) が可能ならば?
土地建物で1,300万円以下の商品が可能になって来ます。

良いですか?1,300万円以下です。以下。(しつこいですね^^;)
1,000万円ならば年収200万円の方が見込み客です。

そして重要な点があります。
この年収200万円~年収300万円の方々は社会には沢山いる事。
更には毎年社会人として世に出てくる方々がいるんです。
毎年学校を卒業して新社会人になる方が何万人いるかご存知ですか?

この様な方々でも住宅購入見込み客なんです。
この様な方々は周りの皆との競争に晒され、
淘汰されながら勝ち上がって行った方々が
年収500万円、700万円、1,000万円になった人達です。
年収の高い方々は競争を勝ち抜いた「つわもの」なんですよ。^^;

一筋縄ではいかない「つわもの」に挑みますか?
建築は素人だと舐めて掛かると
しっぺ返しがあるかもしれませんよ?^^;

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