■■現場で悩む?■■ブログ「建物合理化①」補足003

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HRエイチアール宮崎です。
「建物合理化①」 補足の3回目です。

今回のブログ「現場で悩む?」は建物合理化がテーマです。
今回のテーマ「現場で悩む?」・・・・・・・
今日は謝らなくてもいい内容にしたいですねo(^o^)o

人工数がコストダウンの入り口 の様な気はしてきました^^;
でもそれを阻む大敵が現場にはあるんです。
自由設計・注文住宅って言う大敵です。
毎回プランが違う。毎回仕様が違う。毎回収まりが違う。違う。毎回違う。
その度に監督さんと職人さんが現場で作業を止めて悩んでいます。
この時間のお金は誰が負担するんでしょうね?^^;

考えて、迷って、悩んで、間違えて、やり直して、また悩んで・・・・・
全部お金です。
だから請負(うけまけ)なんて言われるんですね。^^;
「我社はお客さんの要望を全て受け入れます」
「要望を何でお申し付け下さい」
営業マンは気楽な家業とは上手く言ったもんです。

その結果が現場の監督さんと職人さんに回されています。^^;
その結果が工期3ヶ月~4ヶ月を当たり前にしている要因です。
1ヶ月で出来るのに自身で難しくして利益を捨てているんです。

昔は
原価(掛かる費用)+利益(必要なお金)=売価(売りたい価格)で売れました。
今は
売価(売れる価格)―利益(必要なお金)=原価(抑えなくてはならない価格)です。

物のない時代ならば売れた商品も物余りの現在は売れる価格ありきです。
原価のコストダウンが必要な時に工務店さんは自由設計・注文住宅って言う
お客さんの耳障りの良い言葉で自身の首を絞めているんです。<m(__)m>
(やっぱり謝る内容になってしまった^^;)

今日は商品化や住宅販売戦術のお話ではないので
建物合理化(コストダウン)に話しを戻します。
建物合理化(コストダウン)達成の為に人工数の把握 がが重要です。
把握に関しては後述にまわします。

しかし人工数を把握して建物合理化(コストダウン)に挑んでも
現場でこの様な無駄・ロスが多くては意味がありません。
大手ハウスメーカーやFCを見て下さい。
建物を商品化しております。言い換えれば規格化なんです。
現場で悩まないように、現場で間違わないように、クレームを減らす為に。
お客さんは規格住宅とは感じていません。(^-^)v

自由設計・注文住宅を止めろとは言ってません。
この建物を受注するなら50%の粗利益を確保すべきです。
そうでないと経営が成り立ちません。
価格競争で受注して、我侭なお客さんに振り回され、
現場で利益を垂れ流しているようでは経営が立ち行かなく恐れがあります。

コスト意識を持ちませんか?
商品にも
顧客にも
現場にも
そして人工数にも
全てが御社の利益を蝕む輩です。
次回は、ここまでをご理解頂けたと判断をしまして^^;
具体的な人工数のお話をして行きます。
次回は「和解?」
やっぱ嫌な予感がする^^;

建物合理化(コストダウン)に真剣に取り組み
人工数や工期短縮を達成されている工務店さんが沢山おられます。
全ての工務店さんがブログ記事の様な方ではありませんので
くれぐれも誤解が有りませんようにお願いいたします。<m(__)m>

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