■■まだ残ってる?■■

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「まだ残ってる?」は住宅販売戦術がテーマです。

今日のブログ「まだ残ってる?」は賞味期限のお話です。
今までのブログにも賞味期限のお話は何度も出て来ました。^^
覚えていますか?
土地や建物にも賞味期限 がありますって話です。

しかも顧客にも、この賞味期限 があるってお話をしました。^^;
すみません。言葉が適切でないかもしれません。<m(__)m>

今日は具体例をお話します。

不動産屋さんからの相談がありました。
在庫不動産を抱えて困っていると言う内容です。
よくあるお話ですね^^;

得意先からの優良物件を紹介されて、
その物件を購入されたそうです。
当時としては確かに安かったそうです。
土地だけで売るのは勿体ないので
建物とセット販売を考えたそうです。

ここまでは間違っていませんねo(^o^)o

土地取得から開発行為などの手続き等を経て6ヶ月が経ちました。
全部で21区画程の分譲地になりました。
親しい工務店さんに建物を依頼してモデルハウスも建てました。
現地案内所も作って販売の開始です。

販売当初は盛況だったそうです。
毎週末にはお客さんが来られて順調に販売が進んだそうです。
こまではいい感じですねo(^o^)o

販売から3ヶ月が過ぎた頃から客足が減り、
半年が経って6区画が売れ残ってます。
それでも15区画は販売が出来て、
工事も進んでいったのですが
問題は残りの6区画です。

皆さんは分りますか?
この残り6区画、約30%が粗利益そのものなんです。^^;
売れた15区画は仕入れでチャラです。

6区画が売れないと利益がありません。
経費も足りません。継続が厳しい状況です。
運転資金が潤沢にあれば長期戦も可能でしょうが、
そうでないなら・・・・・・・

半年も販売をしていたならば、
その商圏の見込み客は殆どが目にしているはずです。

買えるか?買えないか?。
好きか?嫌いか?
欲しいか?欲しくないか?

夫々が結論を出し判断をしています。
その結果が6ヵ月後の6区画在庫不動産です。
売れた15区画の手前、安くも出来ません。
しかし売れないと会社がもたない。^^;

現実は塩漬け状況です。
この様な相談内容です。^^;

提携後は建物合理化と販売戦術の見直し期間で1ヶ月掛かりましたが
2週間の販売期間でで6区画を完売しました。o(^o^)o

問題なのは2週間で売った販売方法ではなくて、
6ヶ月も販売期間を掛けた点です。

21区画くらいなら1ヶ月で販売するべきです。
「まだ残ってる?」、
「お客さん少なくなったみたい?」
なんて囁かれたらお終いです^^;

「え、もう完売?」って驚かせて、
次の物件の顧客にしなければいけません。^^

「時間を掛けてじっくり」なんて悠長な事を言っていると
物件が賞味期限切れになってしまいかねません。
素晴らしい輝きも、永遠に続く保証はありません。
スピード感を持ちましょう。

完売後のお客さんの顔を見た事がありますか?
逃した悔しさが滲み出ています。
こんなお客さんは、もう何処にも行かない顧客です。
「ここの案件は完売しましたが、来週から始まる物件が・・・・・・・」

これで決まりです( ^ ^ )/

今回はここまでです。
次回は「やっぱりここに辿り着く?」です。
お楽しみに(^-^)v

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