■■65%OFF?■■ブログ「建物合理化②」補足002

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HRエイチアール宮崎です。
「建物合理化②」 補足の2回目です。

今回のテーマは「65%OFF?」です。
前回のブログ「あ~忙しい?」 では実務と雑務を詳しく見て来ました。^^
今回は数字を取り入れて説明いたします。

前のブログ「建物合理化①」及びその補足群 でお話ししました
人工数を覚えておられますでしょうか?

仮に大工工事の人工数が100人工だとします。
それに今回の実務と雑務を加えて行きます。^^
20%が実務、80%が雑務として
100人工のうち20人工がプロの実務。80人工が手元の雑務となります。

夫々の業務に1日当りの単価を入れてみましょう。
実務20人工×2万円/日=40万円
雑務80人工×1万円/日=80万円・・・・・・・・合計120万円

これに対して現状は
作業100人工×2万円/日=200万円・・・・・・差額80万円も違います。

仮に日当2万円では現状と変わりませんので
頑張ったご褒美で日当を3万円にして見ましょう。

実務20人工×3万円/日=60万円
雑務80人工×1万円/日=80万円・・・・・・・・合計140万円。これでも差額60万円もあります。

それでは日当を4万円にしてみたら?
実務20人工×4万円/日=80万円
雑務80人工×1万円/日=80万円・・・・・・・・合計160万円。これでも差額40万円もあります。

如何ですか?
日当2万円のプロ方に、日当4万円払っても工務店さんは
40万円の得、つまり20%のコストダウンです。
(200万円払っている時より、160万円払った時の方が20%少ない^^)
日当3万円ならば60万円の得、30%のコストダウンです。^^

人工数を確り把握をして、業務を実務と雑務の分けて
確りチーム構成を組めれば20%~30%のコストダウンが可能になります。
これは建物合理化(コストダウン)の入り口です。

以前に40坪の総人工数は100人工だとお話ししました。
そして殆どの工務店さんが始めて算出すると200人工を超えます。^^;
仮に総人工数200人工が100人工になったら?
先ほど計算例の100人工が50人工になったら?

50人工を実務と雑務に分けて
実務10人工×3万円/日=30万円
雑務40人工×1万円/日=40万円・・・・・・・・合計70万円

これに対して現状は
作業100人工×2万円/日=200万円・・・・・・差額130万円も違います。

分りますか?65%のコストダウンです。
100%が35%になって、65%も得をするんです。

職人さんは日当が2万円から3万円や4万円になる事を嫌がりますか?
それだけ払っても工務店さんにも利益が残ります。^^
この後もコストダウンが出来るように考えて行きましょう。

次回は職人さんとの対決です。^^;
タイトルは「頑固者?」です。
お楽しみに^^

建物合理化(コストダウン)に真剣に取り組み
人工数や工期短縮を達成されている工務店さんが沢山おられます。
全ての工務店さんがブログ記事の様な方ではありませんので
くれぐれも誤解が有りませんようにお願いいたします。<m(__)m>

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