■■早いってお得?■■ブログ「建物合理化③」補足001

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HRエイチアール宮崎です。
「建物合理化③」 補足の1回目です。

今回のテーマは「早いってお得?」です。
簡単な例をひとつ。^^
拘りの高級住宅を4ヶ月掛けて造るA工務店。
「じっくり仕上げます」って感じの職人肌工務店です。
年間3棟・受注金額2,000万円×3棟=6,000万円。
粗利益率30%で1,800万円です。^^

一方、ローコスト住宅を手がけるB工務店。
工期は1ヶ月で、年間20棟の受注。
ローコスト住宅なので1棟700万円です。
A工務店の1/3の販売価格です。^^;

1棟700万円×20棟=1億4,000万円。
粗利益率30%で4,200万円です。(゚ω゚;)。o○(ぇ!?)
如何ですか?
1,800万円と4,200万円です。2.3倍です。

1棟当りの粗利益額は2,000万円と700万円で1/3ですが
年間の粗利益額は2.3倍になるんです。
1棟当たりが低価格でも工期短縮によって
棟数を増やせれば収入が増えるんです。

しかも建物だけで2,000万円も出せるお客さんは、
とっても少ないです。
話しが横道にそれてますね^^;

今日は工期です。
「工期短縮しても手取り収入は変わらない」
「工期短縮は質を下げる」等の誤った考え方があります。

上記の例(A工務店とB工務店)のように
工期短縮で得られるメリットが沢山あります。
お客さんがいる?いない?売り易い?売り難い?ではなくて
単純に工期短縮のお話しです。

早く終われば次の仕事に取り掛かれる。
沢山の仕事をこなせば収益が増える。
棟数が増えれば仕入単価が下がる。
工期が短いって事は資金回収が早いって事。

如何ですか?
どれも間違ってはいない筈です。
工期短縮によって得られるメリットは全て収益に繋がります。
工期短縮がコストダウンの基本なんです。
工期短縮が建物合理化(コストダウン)の要なんです。o(^o^)o

早いってお得なんですよ。^^

次回は「少しは・・・・・?」をお送りいたします。
引き続き工期短縮を考えて行きます。
ご期待下さい。o(^o^)o

建物合理化(コストダウン)に真剣に取り組み
人工数や工期短縮を達成されている工務店さんが沢山おられます。
全ての工務店さんがブログ記事の様な方ではありませんので
くれぐれも誤解が有りませんようにお願いいたします。<m(__)m>

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