■■最低でも700万円?■■不動産の商品化(1)補足003
HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「最低でも700万円?」は
不動産の商品化がテーマです。
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工務店A社の場合
我社は、建物合理化を進め、坪単価28万円で販売している。
36坪からの建物プランを50種類も用意している。
建物価格1,000万円のローコスト住宅が自慢である。
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今週は工務店A社の姿勢を検証しております。
前回は金額表示を考えました。
一番大切なのが月々返済額ってお話しでした。
詳しくはブログ「分り難い商品は売れ難い商品?」参照。
今回も金額表示を考えて行きます。
坪単価表示は駄目!
コミコミの総額で月々返済が重要。
ここまではOKですね。o(^o^)o
金額で気になる物があります。
自慢のローコスト住宅が1,000万円?
36坪で28万円ならば1,000万円です。
これって自慢のローコスト住宅ではなくて
一般の工務店さんなら誰でも出来る金額です。
ローコスト住宅が自慢ならばせめて700万円位の
価格を提示しましょう。
そのような建物と土地、そして諸費用を含んだ
金額で勝負が出来る筈です。
工務店A社の最大の問題は土地に触れていない事です。
お客さんにとって分り難い表示になっています。
つまり分り難い商品になっていると言う事です。
不動産の商品化に失敗している。
或いは不動産の商品化には不十分だと言えます。
1,000万円のローコスト住宅が中途半端なんです。
他社が出来る事と同じですから差別化になっていません。
お客さんの判断基準を満たしていないって事です。
ローコスト住宅をうたうなら最低でも700万円、
出来れば500万円を表示したいですね。o(^o^)o
今回はここまでです。
引き続き不動産の商品化を考えて行きます。
次回のタイトルは「得意分野ですから簡単?」です。
お楽しみに^^
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