■■分り難い商品は売れ難い商品?■■不動産の商品化(1)補足002

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「分り難い商品は売れ難い商品?」は
不動産の商品化がテーマです。

前回お話ししました一部です。

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工務店A社の場合

我社は、建物合理化を進め、坪単価28万円で販売している。
36坪からの建物プランを50種類も用意している。
建物価格1,000万円のローコスト住宅が自慢である。

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前回のブログでは
間違いの①
建物合理化はOK。
しかし建物価格1,000万円では、土地・諸費用を足すと
総額はいくらになるでしょう?お客さんには伝わってきません。
「総額2,000万円・頭金0円・ボーナス0円・月々返済6万円」と
言うような表現で無いと一般顧客には伝わってきません。
このようにお話ししました。

今回は金額表示について考えたいと思います。
先ずは坪単価表示ですね。
これって便利なんですが
テクニックだけの嘘も付けちゃうんですよね。^^;

メーターモジュールにして面積を増やして
坪単価があたかも安い様に見せる手法です。
詳しくはブログ「坪単価表示には気をつけて?」参照

一般のお客さんには分り難いですね。
先ずは全てを含んだ金額表示が必要です。
土地だけ、建物だけではなくて
土地+建物+諸費用まで含んだ総額表示です。

そして現在の家賃と比較出来るように
頭金0円・ボーナス払い0円・月々返済を表示しましょう。
この様な表示にして始めてお客さんに理解して貰えます。
こうなったら坪単価表示の意味がなくなっています。

価格が付いて商品です。
分り難い商品は売れ難い商品です。
総額や坪単価よりも重要なのが
月々返済額ですね。o(^o^)o
この様な金額表示は不動産の商品には必要条件です。

今回はここまでです。
引き続き「不動産の商品化」を考えて行きます。
次回のタイトルは「最低でも700万円?」です。
お楽しみに^^

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