■■答えの先に?■■不動産の商品化(2)補足001

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「答えの先に?」は不動産の商品化がテーマです。

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■工務店B社の場合

我社は、資産価値のある高級住宅を、お客様の事を考えて
坪50万円で販売している。
30坪で1,500万円の高級住宅である。

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今週は工務店B社の姿勢を検証しております。
今回は金額表示に関して考えて行きます。
坪単価表示に関しては以前にお話しました。

詳細はこちら。
「坪単価表示には気をつけて?」

必要な表示方法はこちら。
「分り難い商品は売れ難い商品?」

土地に触れていない。
坪単価表示をしている。
土地・諸費用を含んだ総額表示をしていない。
月々返済額を表示していなしい。

これらを達成していない工務店さんが多くおられます。
自分がお客さんの立場に立てば当然なんですが・・・・・
そのお客さん目線が不動産の商品化の要です。

自分がお客さんならどうして欲しいか?
あるいはどんなお客さんが沢山おられるか?
今回の話題の中心である金額表示もどうして欲しいか?
自分の商圏にはどんなお客さんがいるのか?
これらを掴んで初めて不動産の商品化が可能になって来ます。

建物合理化(コストダウン)が必要なのか?
土地情報は本当に必要なのか?
富裕層を狙って良いのか?
ハウスメーカーに勝てるのか?
お客さんって?
自社の戦略は?

これらの答えの先に不動産の商品化があり
明確な金額表示が見えてくると思います。

今回はここまでです。
次回も引き続き不動産の商品化を考えて行きます。
次回のタイトルは「月々返済2万円って住宅商品も可能?」です。
お楽しみに^^

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