■■B4の紙1枚の販促ツール?■■不動産の商品化(3)補足001

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「B4の紙1枚の販促ツール?」は
不動産の商品化がテーマです。

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■不動産会社C社の場合

我社は建築条件無しの、土地販売を行っている。
価格は相場よりも2~3万円安い販売価格である。
土地面積は、平均50坪で、
土地価格2,000万円前後の土地を販売している。

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今週は不動産会社C社の姿勢を検証して行きます。
建築には一切関わらず、
仲介手数料だけに拘ったケースとして考えて行きます。

売主から依頼を受けた物件をそのまま登録して
販売している不動産屋さんが殆どです。
しかもB4の紙1枚の販促ツールです。^^;
(不動産屋さんからも抗議のメールが届きそうです^^;)

ず~と不思議だったんです。
何千万円もする商品がB4の紙1枚の販促ツールで商売する姿勢に・・・・・
もっと工夫すれば売れるのにって思ってました。

例えば坪単価40万円の住宅用地が50坪で2,000万円と商圏とします。
この土地を買う場合、土地代+建物+諸費用で3,000万円を超えます。
年収で600万円以上必要です。
(600万円以下でも融資は可能でしょうがローン破綻の恐れがあります。)
年収600万円以上の人って、どの商圏でも少ないです。

例えば25坪の土地なら?
1,000万円です。
それに建物を乗せて諸費用を加えても2,000万円以下が可能になります。
総額3,000万円・月々返済9万円と言う商品と
総額2,000万円・月々返済6万円と言う商品を並べてお客さんに提案しませんか?

更にはこの土地以外でもっと価格の低い土地とのセットも加えます。
総額1,500万円・月々返済4万円と言う商品を加えます。
お客さんは選択肢が増えます。

このように依頼された物件をそのまま掲示するのではなく
分割・建物とのセットプラン・他の物件との比較・・・・・・等々
不動産の商品化方法はまだまだありますね。( ^ ^ )/

コーポラティブ方式や定期借地権等も不動産の商品化の例です。
詳しい不動産の商品化はこちらから。

今回はここまでです。
次回からは建物からの収益を考えて行きます。
更なる収益が得られる戦略です。
次回のタイトルは「紹介料も3%前後が相場?」です。
お楽しみに^^

ダウンロードはこちら

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