■■不動産の商品化(4)■■
HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「不動産の商品化(4)」は
不動産の商品化がテーマです。
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■デベロッパーD社の場合
住宅客のターゲットは、夫婦+子供2人のファミリーとし、
土地面積は60坪平均で、建物プランは4LDK・35坪で設定。
販売総額2,800万円としている。
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このケースの場合、
間違いの①
2,800万円の不動産を購入できるお客さんは
現在、とっても少ないです。
毎月9万円近い返済を、
35年間も続ける勇気が出せないような
現在の日本の経済状況です。
リストラの不安・老後の年金受領の不安・
ストレス、現代病等への不安・・・・等々
間違いの②
顧客ターゲットをファミリーにしていますが、
これでは顧客を絞り込んでしまいます。
以前にもお話しましたが、
子供が独立し、夫婦二人の住まいを求めている
「シニア」と言う顧客もいます。
離婚して子供と二人で頑張っている
「キャリアマザー」と言う顧客もいます。
建物プランは15坪から用意しましょう。
同様に土地面積も柔軟な対応が必要です。
ここまでが一般的な回答ですね。( ^ ^ )/
今週はデベロッパーD社の姿勢を検証していきます。
皆さんは即日完売って経験されてますか?
私は何度も経験してます。
需要と供給の問題だと思うんです。
滅多に出ない商品(物件)ならお客さんが殺到します。
住宅に限らずお客さんって正直です。
トイレットペーパーやお米に群がった過去が証明です。
御社の商品(物件)が即日完売してないなら
不動産の商品化を失敗しているんです。
滅多に出ない商品(物件)ではなく、
他と変わらない商品(物件)って判断されているんです。
認めたくないでしょうが現実です。
その為に御社の営業マンがとっても苦労していませんか?
今回はここまでです。
次回も引き続き不動産の商品化を考えて行きます。
次回のタイトルは「価格帯を逸脱していませんか?」です。
お楽しみに^^
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