■■販売のプロなんですから?■■不動産の商品化(4)補足002

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「販売のプロなんですから?」は
不動産の商品化がテーマです。

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■デベロッパーD社の場合

住宅客のターゲットは、夫婦+子供2人のファミリーとし
土地面積は60坪平均で、建物プランは4LDK・35坪で設定。
販売総額2,800万円としている。

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今週はデベロッパーD社の姿勢を検証していきます。
前回のブログ「価格帯を逸脱していませんか?」 では
販売商品(物件)の価格帯のお話しでした。

2~300万円下げても価格帯が同じなので売れない。
賞味期限切れに向っているってお話しでした。

コンサルティング業界にこんな数字があります。
「1:1.3」と「1:1.7」です。
簡単にお話しすると80%と60%です。
相場の80%に出来ればお客さんは驚き
相場の60%に出来ればお客さんは行動を起こす。
こんな内容です。

2,800万円の80%は2,240万円です。
2,800万円の60%は1,680万円です。

賞味期限切れを回避し即日完売するには
1,680万円と言う相場を逸脱した商品を作る工夫が必要です。
これが不動産の商品化なんです。

如何ですか?
デベロッパーD社のような2,800万円の商品を
1,680万円に出来ますか?
知恵は一杯出て来る筈です。
皆さんは販売のプロなんですから。( ^ ^ )/

長年住宅販売をされているプロなんですから
1,680万円にする方法を幾つも思いついた筈です。

販売方法が後述しますが
今回は2,800万円の商品を1,680万円にする事を考えて下さい。
この工夫が販売に繋がります。

欲しい仕様+欲しい利益=売りたい価格が2,800万円です。
売れる価格1,680万円―欲しい利益=抑えるべき原価なんです。
1,680万円の商品を作って
賞味期限を恐れる事無く、即日完売を目指しましょう。( ^ ^ )/

今回はここまでです。
次回も不動産の商品化のお話です。
次回のタイトルは「逸脱した思考が必要?」です。
お楽しみに^^

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