■■不動産の商品化(6)■■

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HRエイチアール宮崎です。
「不動産の商品化」の最終回です。
最終回の今回は、具体的に売れる不動産の商品化について
お話して行きます。

■顧客ターゲット

顧客ターゲットは、夫婦+子供2人のファミリーだけではありません。
シニア(子供は既に独立し、夫婦2人だけのライフスタイル)
シングル(独身でも住まいを考えている方は沢山います)
ディンクス(新しい夫婦の形式です。それぞれのプライバシーを重要視し、
仕事も両立して行こうとしています)
オーナー(貸家を建てるオーナーです。)
キャリアマザー(離婚して子供と2人で頑張っている親子です。最近増えています)

この様に、沢山のライフスタイルがあります。
それぞれのライフスタイルに合った、不動産の商品化が必要です。
建物プランも、平屋15坪、2階建て18坪と言ったような建物プランを用意しましょう。

■価格帯

年収300万円の方が購入できる不動産の商品化が必要です。
年収300万円の方が受けれる融資額は、1,500万円です。
1,500万円で、土地+建物+諸費用です。
商圏にもよりますが、500万円住宅といった建物商品を構築しましょう。

車で言うと「スターレット」のような建物商品です。
勿論、セルシオのような建物商品も用意しましょう。
スターレットからセルシオまで。これがトヨタの商品群です。

年収はそれぞれです。
いろんなお客さんに対応できる建物商品が必要です。
500万円住宅を構築できる指導・研修を開催しています。
興味のある方は「建物合理化」 をご覧下さい。

■告知

お客さんへの告知(宣伝)を行わないと、商品は売れません。
告知方法は、坪単価28万円、建物価格1,000万円といった表現では
一般のお客さんは理解しにくいものです。

総額いくら。月々返済いくら。
これなら現在の家賃との比較が出来ます。
この月々返済ならば、買える!買えない!の判断をしてくれます。

昔は夢のマイホームですから、
家賃より1~2万円返済が高くても、住宅は売れました。
ちょっと前までは、家賃と同等ならば住宅は売れていました。
現在は家賃より、2~3万円安くないと売れません。

家賃より2~3万円安い不動産商品を作るには
土地総額は?
建物総額は?
それぞれの商品化が必要になってきます。

■建物は合理化でコストダウンが可能ですが

土地のコストダウンって出来ません。
出来ませんか?
でもしたいですよね。
(実際にコストダウンする方法はこちらでお話します)

人気のある地域で、どうしても価格も高くなってしまいます。
例えば60坪・40万円で総額2,400万円
普通は手が出ませんね

でも30坪・40万円なら総額1,200万円です。
これに500万円住宅を乗せれば諸費用合せても
2,000万円以下に抑えられます。
人気のエリアで2,000万円・月々6万円の商品の出来上がりです。

是非、家賃より2~3万円安い返済の不動産商品を構築してください。
これらの4項目に関しまして今週、補足で考えて行きます。
次回のタイトルは「千差万別の顧客?」です。
お楽しみに^^

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