■■不動産の商品化(3)■■

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HRエイチアール宮崎です。
今回は不動産の商品化の第3回目です。

「不動産の商品化(1)」 でお話しました、
販売商品が全て間違っていると暴言を吐きました。
ご批判を覚悟の上で、第3回目を進めて行きます。

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■不動産会社C社の場合

我社は建築条件無しの、土地販売を行っている。
価格は相場よりも2~3万円安い販売価格である。
土地面積は、平均50坪で、
土地価格2,000万円前後の土地を販売している。

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このケースの場合、
間違いの①
土地価格だけでは、一般顧客は分りにくいのです。
総額いくら? 月々返済がいくら? どんな建物が建てられる?
それって安いの? 自分達に買えるの?
不動産の商品化では、土地+建物+諸費用=総額。
更に月々返済を分りやすく提示しましょう。

間違いの②
土地面積が平均50坪で、
土地価格2,000万円と言う商品にも問題があります。
この様な土地に、建物と諸費用を足すと、
総額はいくらになるでしょう?
総額3,000万円を超える商品になってしまいます。

この様な商品を買えるお客さんは沢山いますか?
総額3,000万円を買えるお客さんの年収は600万円以上の人です。
年収500万円以下のお客さんは放棄しますか?
年収300万円や400万円のお客さんは無視しますか?
年収の低い方でも購入できる不動産商品を考えませんか?

ここまでが一般的な回答ですね。( ^ ^ )/
今週は不動産会社C社の姿勢を検証して行きます。

不動産業で建築請負を行なっていない場合、
つまり不動産売買仲介専門の会社は収入源が
仲介手数料になりますね。

それでも構わないのですが工夫で収入が増えます。
いくつかの可能性があります。
あくまでも仲介手数料収入だけに拘る方は
土地商品の料理方法で売れ易くなります。

更には建物からの利益も求める方にも方法があります。
先ずは、建築請負も行なう。
或いは工務店さんとタイアップして紹介料を貰う。
どちらも仲介手数料からの上積みとなります。
不動産会社C社が収益を上げていく方法を補足で考えて行きます。

今回はここまでです。
次回も「不動産の商品化」を考えて行きます。
次回のタイトルは「B4の紙1枚の販促ツール?」です。
お楽しみに^^

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