■■誰でも出来る価格帯の商品?■■不動産の商品化(1)補足005

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HRエイチアール宮崎です。
今回のブログ「誰でも出来る価格帯の商品?」は がテーマです。

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工務店A社の場合

我社は、建物合理化を進め、坪単価28万円で販売している。
36坪からの建物プランを50種類も用意している。
建物価格1,000万円のローコスト住宅が自慢である。

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今週は工務店A社の姿勢を検証しております。
工務店A社の検証も最後になりました。
最後は価格を考えて行きます。

工務店A社の最大の問題点は土地に触れていない事って
お話しは以前しました。
仮に土地が300万円だとします。
建物1,000万円+土地300万円+諸費用200万円として
総額1,500万円の商品が出来上がります。
これだけでも立派な不動産の商品化です。o(^o^)o

しかし建物合理化(コストダウン)で500万円の建物 が可能なら?
建物500万円+土地300万円+諸費用200万円として
総額1,000万円の商品が出来上がります。

商圏によって、どの商品が良いかは変化していきますが
作れない価格と敢えて作らない価格は違います。
敢えて作らない価格は戦略が含まれています。

出来るけど敢えて作らない。
出来ないから作らない。
雲泥の差ですね。o(^o^)o

最後にもう一つだけ。
以前から何度もお話ししておりますが
36坪・1,000万円なんてローコスト住宅じゃありませんから。

誰でも出来る価格帯の商品です。
それを自慢していてはお客さんに笑われます。
建物合理化(コストダウン)に興味のある方はこちら。

次回から工務店B社の検証が始まります。
次回のタイトルは「不動産の商品化(2)」です。
お楽しみに^^

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