FXはインジケーターで勝てるのか?

「FXはインジケーターで勝てるのか?」って聞かれたら答えは「ノー」ですがインジケーターを全く表示せずにトレード出来るかと聞かれたら、これも答えは「ノー」です。裁量スキルを確りと修得していれば頼りになるのがインジケーターです。インジケーターサイン=エントリーではなく、裁量判断の後押しにお使い下さい。

基本的なFX用語

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基本的なFX用語

■スキャルピングトレード
デイトレードの中でもわずかな空いた時間で利幅を狙って、
短時間で売買を繰り返す手法です。
約1分~60分の間にエントリーと決済を行います。

■デイトレード
1日の中で売り買いを行い、その日の内にトレードを済ませる方法です。
トレードは短期売買のため、スイングトレード(以下で解説)に比べて、
小さな利幅を狙って利益を得る方法です。

■スイングトレード
中長期トレードで、1日~1ヶ月程度の間でエントリーと決済を行います。
ゆったりとしたトレードができるので、トレードに慣れるためには
最適なトレードです。

■チャート
チャートソフトを使用してFXのトレードを行います。
通貨の値動きを時間で区切って、グラフで表示させたものです。
各証券会社によって使用するチャートは違いますので、
自分にあったチャートソフトを使用するのが一番いいです。
海外の証券会社では、メタトレーダーチャートを幅広く使用することが出来ます。

■通貨ペア
FXを行う際には、必ず通貨での売買がやり取りされます。
通貨ペアとは、通貨と通貨の組み合わせをいいます。
代表的な通貨ペアは
【ドル円、ユーロドル、ポンド円、ポンドドル、ユーロポンド】などがあげられます。

■ロングとショート
ロング=『買い』:通貨の価値が安いときに買って、
高いときに売る行為を言います。
ショート=『売り』:通貨の価値が高いときに売って、
安いときに買い戻す行為を言います。

■ポジション
相場にエントリーして、決済せずにその状態を維持している注文の事です。
まだ決済をせずに保有している状態で、
例えば、1万ドル買っている時には
「1万ドルの買いポジションを持っている」といいます。
また、売り買いを一つもしていないときには、「ノーポジション」ともいいます。

■pips
外貨取引を行う際に使われる単位です。
円の最小pipsは1銭となり、100pips=1円(100銭)となります。
通貨ペアが多数あるため、pipsという単位で表すことで、
分かりやすく表現します。

■ロット
トレードする上で、どれぐらいの資金で取引するか、
その時の取引通貨量の単位です。
1.0ロット、0.1ロットなどと言います。
通常、1.0ロット=10万通貨です

■レバレッジ
「てこ」という意味で、
実際に持っている資金よりも多くの通貨量をトレードすることを可能にします。
例)
1ドル100円のとき、資金100万円で1.0(10万通貨)でトレードを行うと、
1000万円分の資金を動かせるため、レバレッジは10倍となります。

■スプレッド
FXでは通貨を買う時と売る時の値に差があります。
その差額分をスプレッドといいます。
例えば、ドル円取引の場合、
買値は80.35ですが、売値は80.32であったりします。
この時、スプレッドは3Pipsで、これは証券会社の利益にあたります。

■裁量トレード
自分の知識や経験、解釈などを基にトレードを行います。
各種インジケーターや値動き、ローソク足等の分析を
自分の裁量でおこなうトレード手法です。
メリットは、自分の裁量判断でトレード出来るため、
知識とスキルさえ向上させれば、
一生涯稼げる技術を身につけた事と同じになります。

■EA
自動売買システムで、一定の投資ルールーに基づき、
トレードを自動的に繰り返すプログラムです。
手を加えない限り、勝手なシステム変更はしません。
メリットは、自分でエントリーや決済をする必要がないので、
パソコンの前に付きっきりになる必要がないです。

■メタトレーダー(MT4)
MetaTraderはロシアのMetaQuotesSoftware社(メタクォーツソフトウェア社)が開発した
無料で使える高機能FXトレードソフトです。
MetaTrader独自のプログラミング言語(MQL)が一般公開されていて
ユーザーが独自に機能を拡張出来るというのが主な特徴です

■インジケーター
インジケーターとはチャート上に移動平均線や
ボリンジャーバンドなどの指標を表示するプログラムです。
チャートを使うトレーダーにとって、インジケーターは大切な武器です。
インジケーターには、ローソク足チャートだけではわかりにくい相場の向きや、
他のトレーダーが意識しているポイントをより明確に伝える役割をもっています。

■順張り
順張りとは、トレンドと同じ方向へに「買い」
もしくは「売り」で取引を行う意味です。

■逆張り
逆張りとは、トレンドとは反対方向に「買い」
もしくは「売り」で取引を行う意味です。

■騙し
騙しとは、テクニカル分析において売買サインが出たものの、
相場はそのサインとは全く逆方向に動いていく事を指します。

■トレンド
トレンドとは、時代の潮流や流行と言った意味を指します。
FX相場では
上昇トレンド、下落トレンドといい
相場の方向を表しています。

■レンジ
「レンジ(range)」とは、相場上で売りと買いが均衡となり、
一定の値幅にて上下を繰り返している相場の事を指します。
揉み合いとも言います。

■節目
「そこを抜けたら加速する。
そこで跳ね返されるプライスであり
売りと買いが入れ替わるポイント」の事です。
世界中のトレーダーが意識しているポイントですので
トレードする際に重要なポイントになります。

■レジスタンスライン・サポートライン
レジスタンスラインとは、日本語で上値抵抗線といい、
天井圏で上昇する値段の抵抗となっている価格帯のことをいいます。
サポートラインとは、日本語で下値支持線といい、
底値圏で下落する値段を支えている価格帯のことをいいます。
水平線やトレンドライン、
そして移動平均線(MA)等がこの機能を有しています。

■トレンドライン
トレンドラインとは上昇相場であれば、安値と安値を結んだ線、
下降相場であれば高値と高値を結んだ線をトレンドラインと呼びます。
上昇トレンドラインではサポート水準を、
下降トレンドラインではレジスタンス水準を示してくれます。
上昇トレンドラインを割り込んで価格が下落すると
上昇トレンドの終息、又は上昇力の低下を示し、
下降トレンドラインを割り込んで価格が上昇すると
下降トレンドの終息、又は下降の勢いの低下を示しています。

■移動平均線(MA)
移動平均線とは、一定期間の価格の平均値を表したテクニカル指標のことです。
(文字通り一定期間の平均がグラフになっています)
英語で "Moving Average" で通称"MA"と言われています。
移動平均線(MA)には
・単純移動平均線(SMA)
・加重移動平均線(WMA)
・指数平滑移動平均線(EMA)
の3種類ありますが、一般的に使われているのが、単純移動平均線(SMA)です。
これを使うことでトレンドの方向性を把握することができます。

■ダウ理論
FXや投資等で市場での値動きに現れる「トレンド」の動向が
いったん始まったら反転が証明されるまで継続するとされる理論です。
19世紀アメリカの証券アナリストであったチャールズ・ダウ氏が提唱したものです。
(チャールズ・ダウ氏の名前からとってダウ理論と呼ばれています)
ダウ理論はFXや株式などのチャート市場での
値動きを評価するための理論であり最も重要なテクニカルのひとつです。

■グランビルの法則
売買のタイミングを判断する手法として、
過去何日(週)分かのレート(価格)の平均値を計算して
グラフにした移動平均線を用いる方法があります。
この移動平均線は米国のチャート分析家ジョゼフ・E・グランビル氏が考案したものです。
そして、「移動平均線とレート(価格)の乖離の仕方や方向性を見る事で、
相場の先行きを判断する」材料として考案されたのが、「グランビルの法則」です。

■環境認識・環境優位性
環境認識とは、現在の相場がどういった状態なのかを判断すると
いうことです。
レート(価格)が、どのポジションにいて
何処に向かっているのか?
環境認識を確り把握して、トレードルールを確り守る、
これが利益をあげるには必ず必要になります。

■プライスアクション
プライスアクション(price action)は、日本語に訳すと値動きという意味になり、
その名の通り価格の動きに注目する手法です。
ローソク足1本から注目していき、連続した数本のパターンから、
売買の判断を行っていく考え方となり、チャート分析の基本的な考え方のひとつ。
押し目買いもしくは戻り売りを狙う時や、トレンドの転換といった場面を予測する上で、
重要な目安となります。
確りと把握しておけば、チャートに対する理解がグッと深まるでしょう。

■テクニカル
その国の経済状態、或いは企業業績などを考慮せず、
その通貨の過去の価格、取引量、それに時間軸などから、
未来の為替の値動きを予測する「相場分析法」の事です。

■ファンダメンタルズ
ファンダメンタルズとは、経済活動の状況を示す基礎的な要因の事で
「経済の基礎的条件」と言う風に訳されています。