米国国債金利とFXの関係性 その1
2021/06/13
米国国債金利とFXの関係性に関しましては
ネットを検索すれば色々と出てきます。
以下ネットからの引用です。
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※国債の中でも、アメリカの10年国債の利回りについて世界の投資家は
その動向に注目しており、その動きによって
他の金融資産へ大きな影響を与える事が散見されます。
それは、米(アメリカ)国債が買われると言う事は、
市場の不安心理から株が売られている事に繋がり、
反対に米国債が売られる事は市場の安心感から株が買われる事に繋がります。
主に、株価の影響を受けやすい通貨と言うのは
資源国通貨や高金利通貨と呼ばれる通貨で、
主にオーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドドルが該当します。
つまり、特にそれらの通貨ペアでの取引を行っておられる方は、
国債の利回りに注意をした取引を行う事は、
現在の相場を判断する上で非常に大きな材料として扱う事ができます。
FXは通貨ペアによる売買ですが、
国債の利回りに注意しながら行うFX取引は
全体的な資金の流れから相場状態を判断していくことへと繋がります。
そのため、為替相場での状況判断の正確性を高める事へと繋がるので
初心者や入門者は国債相場にも注目をしてみてください。
つまり、
米国債利回り上昇→リスクオン相場へ→株が買われる→株の影響を受け易い通貨が買われる
米国債利回り下降→リスクオフ相場へ→株が売られる→株の影響を受け易い通貨が売られる
と言う流れができます。
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この米国国債金利を活用してFXトレードに活かせないか?
色々と調べて行くと色々と優位性が見えてきます。
図01は米国国債2年金利と米国国債10年金利のグラフと
それぞれの金利差をグラフにしたものです。
これだけではピンと来ませんよね・・・(;^ω^)
で、下図をご覧下さい。
USD/JPY週足チャートです。
図02
図01のグラフの青色のラインが米国国債2年金利
オレンジ色のラインが米国国債10年金利です。
そして下の方にあるグレー色のラインがそれぞれの金利差をグラフ化したものになります。
注目して欲しいのは
金利差がマイナスになっている部分です。
本来短期の金利は安いものですが、短期の方が高くなっている局面です。
グレー色のグラフが0ラインを下抜けてマイナス状態です。
この金利差がマイナスになっている局面が
USD/JPYとEUR/USDの青色の縦ゾーンの部分と同時期になります。
つまり米国国債金利の短期・長期の金利差が小さくなってくると
USDが買われ(USD/JPYは上昇・EUR/USDは下落)してきて
金利差が広がってくるとUSDが売られ(USD/JPYは下落・EUR/USDは上昇)て来るって事です。
又、オレンジ色の縦ゾーンの部分は金利差の開きがピークの部分です。
そのピークに向かって
USDが売られ(USD/JPYは下落・EUR/USDは上昇)して行っているのが確認出来ます。
まあ、ピッタリって訳ではありませんが概ね関連性は確認出来るのではないでしょうか。
今回はここまでです。
引き続き米国国債金利とFXの関係性に関しまして書いて行きますが
目的はEAポートフォリオを構築する為の根拠作りにしたいな~って思ってます。
これだけ連動性が確認出来ますので優位性は高そうです。( ^ ^ )/
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■参考文献
「〇pipsを狙うなら、どのルールが良いのか」を徹底検証! 出口から考えるFXトレード (Modern Alchemists Series)
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